奇跡の植物マルンガイを自宅で栽培してみたら・・・

「先天性以外のあらゆる病に効果がある。」と言われている奇跡の植物・ミラクルツリー『マルンガイ』。

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日本でマルンガイの鉢植えを育ててみた体験記

私がマルンガイ(モリンガ)を自宅で鉢植えにして栽培を始めてから10年近く経ちます。

マルンガイは諸説あるそうですが文献によれば北インド原産と書かれているようですがマルンガイ研究家の先生が独自に調査をしたところフィリピンが原産国だと断定しているそうです。

いずれにしても暑い南国で育つ植物であることは間違いがありません^^;

そのような木が果たして日本 特に私が住んでいる標高630メートルの長野県でも育つのか? 育て方のコツは? 花は咲くのか? 種は取れるのか? などをまとめてみました。

きっかけはフィリピン産の種を日本で発芽させたものを譲ってもらったから

お世話になっているマルンガイ研究家の先生はホント研究熱心な方でフィリピン産の種を日本で発芽させたものを譲って頂いたことが始まりで「鉢植え」にして育て始めました。

初めて対面した感想は「かわいい」です^_^

マルンガイは日本名を「西洋ワサビの木」と言い、マメ科の植物だそうで確かに葉っぱは「豆」のような匂いがします。

日本で栽培する注意点

マルンガイ研究家の先生から言われたアドバイスをカンタンにまとめますと

・成長温度は気温23℃。この温度を超えたら鉢の下から水が出るくらいたっぷり水をやる。

・23℃以下になったら水やりは控える。

・最低気温が15℃を下回るようになったら夜間は室内に入れる。

・落葉樹であり全ての葉が落ちたら一切水をやらずに室内の窓辺に置く。

・翌年春になったら思い切って土から15cm位で選定すると茎が太く大きく育ちやすい。

栽培は難しくない

さて10年近く長野県で栽培をしてみて分かったことは

めったに枯れない

です^_^

まさか「落葉樹」だとは知らなかったので気温が下がり葉が黄色くなったり葉が全て落ちてしまった時は「やっちまったか・・・」と落ち込みましたが^^;

そのまま室内に放置しておいたら翌春にまた葉が出てきました!

必要以上に水を与え過ぎて根(芋)を枯らしてしまったり霜が降りるほどの低温の屋外に出しっぱなしにしない限りは めったに枯らすことはありません(笑)

もちろん少なくとも長野県では「地植え」で越冬というのは難しそうですが

秋から冬の期間は温かい室内(窓辺)に入れておけば冬でも葉が茂ってくるし私の場合はナント! 冬場に室内で花が咲きました!

ちなみにフィリピンでは花は香水の原料にしたり塩漬けにして天然のバイアグラとして珍重されているそうです^_^

花が咲いた!

そうなんです。私の場合は3年目に花が咲きました^_^

一度咲くと次から次へと咲き晩秋になって室内に入れた後も咲き続けました。

高さが3メートルを超えた!

さてフィリピンでは10メートルほどの高さにまで成長するそうですが私の家でも1階の屋根の高さにまでなりました^_^

しかしこの状態だと風で倒れてしまうので添え木が必要になります。

また冬には温かい室内に入れる関係で途中で切らないと室内に入りません^^;

そしてマルンガイ研究家の先生のアドバイスにもあるように春先には土から15センチほどのところで選定をすると茎や土内の芋が大きく育つということでしたので

春先:60センチ(鉢の高さ含む) 秋:3メートル を毎年繰り返す感じです。

鞘(さや)はつくが種は取れず・・・

写真のぴよんと飛び出ているものは鞘(さや)と言いまして この鞘が育つと中にいくつも種ができます。

私の場合は最大20センチくらいまで この鞘が成長はしましたが残念ながら途中で枯れて落下してしまいます。

鞘だけは今までに最大50個あまり出てきましたが なかなか成長して種まで出来る状態には今のところなっていせん。

マルンガイの芋は薬用人参の2.5倍もの薬効が

フィリピンでは「淋しがり屋の木」と呼ばれている

マルンガイは人の多いところや道路添いなどでは大きく育つのに林の中や植物の多い場所では育ちにくいため別名「淋しがり屋の木」とも呼ばれているそうです^_^

実際は普通の植物に比べて二酸化炭素吸収量が20倍もあり近くに植物があると他の植物を枯らさないように(他の植物用の二酸化炭素を吸収しすぎないように)吸収量を抑えて成長がゆっくりになるのだそうです。

凄い! ナント謙虚な植物なのでしょう。他の植物を枯らすことなく「共存共栄」をする

まさにミラクルツリー・マルンガイ。

さて ある年に別の苗木を譲って頂きました。

植物が多く空気がキレイな場所では育ちにくいことを聞いていたので

思い切って交通量の激しい県道沿いにある母の畑に今回は「地植え」してみました。

そしたらビックリする位成長しまして秋になり芋を掘り出してみたら上記写真のような巨大な大きさになっていました。

実質6月〜11月のたった6ヶ月間だけなのにこの大きさはビックリです^^; 30センチくらいあります。

マルンガイ芋の焼酎漬け

写真左は朝鮮人参。右はわずか6ヶ月で成長したマルンガイの芋。大きさの違いが凄いですね。

早速「焼酎漬け」にしました。

ナント!薬効は薬用人参の2.5倍。 ちょっと疲れた日や風邪っぽい日にお猪口(おちょこ)1杯程度飲んで寝るだけで翌朝はとっても元気になります^_^

次回はぜひ「種」をとってみたい

さて別の方ですが同じく長野県にお住まいの方で鞘(さや)が大きく成長し無事「種」を取るところまで成長させた方がいます。

(現在その種から無事新しい苗木が出来ています。)

同じ長野県で種まで取れている方がいるのでぜひとも私も挑戦してみますね。

それでは今回も最後までお読み頂きありがとうございます^_^

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